1.仮組み
まずは仮組みをして全体的なバランスや合わせ目箇所をチェック!
筆者はパーツをランナーから切り離す際には、パーツとランナーのつなぎ目を余裕を持って切り離して、2度切りするようにしています。
2度切り後に凹凸があるような箇所はデザインナイフで軽く処理しています。
仮組みはこんな感じ🖕
2.ディテールアップ
①スジ彫り・モールド追加
②ピンバイスで丸モールド追加
③プラチップ貼り付け
今回は初の試みとして、プラチップ貼り付けをやってみました。
市販のプラ板は使わず、ランナーの四角い箇所をヤスリがけしてプラ板として使いました。
🖕肩アーマー、胴体箇所にプラチップを貼り付け
🖕プラチップ貼り付けの際に気になったのが、接着剤箇所の周りが白化してしまうことです。
後の表面処理工程で処理すれば目立たなくなるのですが、できるだけ少量の接着剤で貼り付けるか、白化しない接着剤等に変えれば処理時間短縮できると思います。
🖕プラチップ貼り付け、丸モールド、スジ彫りによるモールド追加
スジ彫りはガイドテープを貼って、それに沿ってタガネで彫り込んでいます。
3.表面処理
ディテールアップが完了した後は、塗装準備として表面処理を施します。
①接着剤で合わせ目消し
②パーツのランナー跡をヤスリで処理
③パーツ表面のヒケをヤスリがけ
4.洗浄・乾燥
表面処理が完了した後は、洗浄して乾燥させます。
①超音波洗浄機でパーツを洗浄
②洗浄したパーツを水切り
③自然乾燥
②の水切りですが、筆者は300円ストアで購入したサラダスピナーを使っています。
5.塗装
洗浄・乾燥が完了した後は、塗装です。
①スミ入れ
②部分塗装
③全てのパーツにウェザリング
④緑色のパーツにはウェザリング後にパール塗装
ウェザリング塗料を使うことで、未塗装のパーツに陰影をつけることができ、成型色を活かしてカッコよく仕上げられます。
また、プラスチック感が抜けるのも良いところ。
🖕頭部パーツ、ウェザリング+パール塗装
パール塗装はエアブラシ用トップコート(半光沢)にパール顔料を混ぜて、エアブラシで吹きました。
🖕放熱フィン、ウェザリング+パール塗装
これは嬉しい発見(^^)
6.組み上げ
塗装が完了した後は、いよいよ組み上げです。
①緑色のパーツは半光沢のトップコート
②その他のパーツはつや消しのトップコート
にしてみました
次ページより完成品の紹介です(^^)